November 18, 2018

50歳を過ぎてようやく自分のコントロールができるようになってきた気がします。

最近、音読し終わった「仏教と脳科学」の中でスマナサーラさんが述べられていた「無意識を有意識に変える」ということ、その考えは以前からワタシが実践しているデビッドアレンの「GTD」にもつながることに気づきました。

本来、無意識で行うこともあえて書き出し、それを無意識ではなく有意識で行うことによって、よって効率的でより完成度の高いコントロールが行えることが理解できました。

今までは、仕事の範疇にとどまるタスク管理であったのを、ほぼ無意識レベルの日常まで書き出すことによ...

November 14, 2018

「仏教と脳科学」

A. スマナサーラ
有田秀穂 著

宗教と科学、宗教家と科学者。

この異色の対談は、音読することによっておふたりの思考が脳内に流れ込んできて名状しがたい興奮と感銘と困惑をワタシにもたらしてくれました。

有田先生は、一貫して先生の研究の中心であるセロトニン神経を軸に仏教の修行法である瞑想についてアプローチし、スマナサーラ長老はそれに対して様々な角度から宗教を語るという方法で対話をされました。

対談は必ずしも噛み合っているとは限らず、時には食い違い、時にはすれ違い、時には微妙な対立も生んでいます。(スリランカ仏教界の名僧でいらっし...

October 27, 2018


「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」

森岡毅著

森岡さんの著書をはじめて読ませていただきました。


おそらく大学生もしくは若手のビジネスマンに書かれたものを、50歳になった人間が読むのは(しかも音読)少し気が引けたのですが、大変勉強になりました。


マーケティングの入門編としてはこれほどわかりやすいものはないように思います。


森岡さんの真髄は数字を駆使したロジカルなマーケティング手法ですが、本作では、数字のロジックは極力押さえて、マーケティングの根本的な考え方を明瞭に平易な言葉で伝えてくれていま...

September 23, 2018

教育に携わる人間は等しく忘れてはいけないことがあります。

それは経験と知識との戦いです。

堀江貴文さんが「すべての教育は洗脳である」という本を書かれましたが、それは否定できない部分があります。

教育は経験と知識から行うものであり、それは進行形ではなく過去形です。

過去を是とする考えになれば、それは過去に現在を従わせるということになります。

それを洗脳といえば一種の洗脳といえなくもありません。

それでは、洗脳ではない教育とはなにか?

それは教育する側が常に進行形であることです。

常に勉強し経験と知識を受講者以上に学び続けることだと思います。

私はまだま...

September 5, 2018

  「国家と宗教」

 保坂俊司著

保坂先生の著書は「宗教の経済思想」に続いて二冊目です。

「宗教の経済思想」と同じくキリスト教、イスラム教、仏教を比較し、そして明治以降の日本の宗教について総括するという形式です。

原則的な先生の視点であるセム的宗教と、多神教、そして多神教とは違う思想で他宗教への排他的思想を持たない仏教の相違点を歴史、社会学を通じて論じられています。

宗教を考えるうえでは非常にわかりやすい比較論です。

この本は宗教を通じて、日本という国の「異質」さが語られています。

特に明治維新を通じて、恣意的に廃仏毀釈を政策として行い、それまで...

September 1, 2018

私が開発している思考分析方法の基礎となっているのが「FACE理論」です。

思考を「Fact(事実)」 「Action(行動)」「Communication(他人)」「Emotion(感情)」に分け、分析する手法です。

人は思考を起こすとき「起こった出来事=事実・経験」「瞬間的・習慣・反射的な行動」「それに関わる他人」「瞬間的な感情」の4つの要因に影響を受けます。そしてその4つはその時々の状況によって偏りが生まれます。

例えば、「理屈はわかるけれども〜」という思考におけるFACEの偏りは、「Fact(事実)」=「理論」よりも「感情」=「嫌だ...

August 26, 2018

最近は「わかりやすく」が教育の場で共通して望まれることになっています。

ワタシは教育の場には研修講師として関わっていますが、どこでも求められるのは「わかりやすさ」。

おそらく、日本の社会全体が今、「わかりやすさ」を求めているのでしょうね。

個人的にはそういう社会に対し、非常に危機感を覚えています。

「わかりやすさ」は言葉を変えれば「具体」です。

研修であれば、「具体的な事例」をイメージできるようにということです。

すべてがわかりやすくノウハウ化されるとでもいいますか。

企業研修の事例がわかりやすいので、お話しますと、いわゆる総論を話すと決まって「...

August 19, 2018

私は、現在、思考分析アプリケーションKOTSUの開発に携わっています。

KOTSUはもうかれこれ18年ほど前から私が開発し、手を加え続けた分析法です。

手法としては極めて単純で、90秒でテーマについて単語をアウトプットするというだけのものです。

その単語を、FACE(事実、行動、コミュニケーション、感情)の分類し、その結果からそのテーマに対する
思考の癖を読みとるというものです。

単純ではありますが、フリー記述であることで、いわゆる選択形式の心理テストに比べるとよりその人の考えが鮮明に現れます。

人には短期思考と長期思考があり、人の瞬間的な行...

August 17, 2018

「意識はいつ生まれるのか〜脳の謎に挑む統合情報理論」
マルチェッロ・マッスィミーニ
ジュリオ・トノーニ
花本知子訳

二人の精神科医による「統合情報理論」に関する本です。
いわゆる「脳」にまつわる話ですが、専門的でありながら、医学的知識がなくても充分、読み込める一冊です。

「意識」という抽象的なものを科学的に解き明かしていく展開はまるでミステリーを読んでいるようです。

花本知子さんの翻訳が素晴らしく、この難解な内容を実に美しい日本語で表現されており、読み進めるうちにこの書の持つ独特な世界観に引き込まれていきます。

また、この書は、単なる科学で...

August 15, 2018

今日は終戦記念日です。

たくさんの人が、平和への想いをSNSやブログなどに書き込んでいらっしゃいます。

今、日本は戦争という悲惨な時代にはありません。

それは本当に感謝すべきことです。

しかし。

世界に目を向ければどうでしょう。

戦争は決して過去のことではなく、現在進行形で世界の中にあります。

有史以来、世界中で戦争がなかった時代はどれくらいあるのでしょうか。

おそらく1年もないのではないでしょうか。

日本とて、今は平和ですが、歴史的に見てもそれは戦争と比例するように存在しました。

例えば。

江戸時代中期、日本は平和でした。

おそらくその時代に生きた人達は...

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 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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