もしも徳川家康が総理大臣になったら

今年の3月のサンマーク出版さんから刊行した拙書「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が現在8万部を超えました。


正直なところ、ここまでたくさんの方に読んでいただけるとは思いませんでした。


この作品を編集の淡路くんとスタートさせたのは2019年のはじめでした。最初は、「最強内閣」というコンセプトではありませんでした。別のコンセプトで、かなりの分量を書き上げていましたが、そこにコロナの脅威が訪れ、政治に大きな混乱が起こったのを見て、時代を超えた偉人が作る「最強内閣」というコンセプトが生まれました。


しかしながら、この本は「封建主義」への礼賛でもなく、スーパーヒーローの渇望への回答でもありません。あくまで、我々一人一人の物語です。


基本的に小説の中身について、作家があれこれ語るのはいかがなものかと思うのでこれ以上は記しませんが、この本の主人公は家康でも、龍馬でも信長でも秀吉でもなく、読んでいただいたその人自身なのです。


そして、その物語は、「本」という架空の御伽噺から、現実の「社会」に続いていきます。


その社会はきっと明るいものになる。


私は今もそう信じています。


まずはこの本に触れていただいた全ての人に感謝を捧げます。


2021年7月 眞邊明人