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ショートドラマシリーズGO+ON!の撮影を行う。

昨日は、私が総合演出をつとめる「魔界」のスピンオフ企画であるショートドラマシリーズ「GO+ON!」の撮影を行った。


コロナ禍になり、公演は昨年8月から止める決断をしたのだが、公演中止の間、何かしらファンの皆さんに届けるもの、出演陣に何かしらの演じる機会をつくるという目的で始めたいくつかの映像企画の一つがこの「GO+ON!」という企画だ。


主演は、レジェンドレスラーであるAKIRA選手、TARU選手、そしてまだ若い根倉綾珠という三人。脚本、演出、撮影、編集を私が担当している。照明や制作も全て、身内のメンバーでプロの技術スタッフはいない。Youtubeにアップロードするファン向け作品なので収益案件ではないので、極力、コストが掛からないようにしてきた。





1回のテスト的なロケを経て、前回が本格的なロケのスタートとなり、今回がシリーズ2回目の撮影。今回は5分×5話分の撮影だ。


収益案件ではないけれど、いい座組みになってくると、段々欲が出てくるもので・・


今回は埼玉のロケスタジオを使用した。出演者も増え、コストもそれなりにかかってきたが、物づくりでしか会得できないものがある。特にこういうミニマムな現場では、「自分の役割」を超えて作品に向き合うことが多くなる。


今回のロケも、出演者が進んで制作の仕事を手伝ってくれて、出演という側面と制作という側面を持って参加してくれたのがとても良かったと思っている。


コロナの問題は、エンタテイメント業界に大きな困難を与えている。


全てにおいて少人数化が進められている。一方で機材などのテクノロジーはこの機会にどんどんと安価で機能性の高いものが生まれてきている。コロナ後でもこの流れは消えることはないように思う。


その意味ではこの現場は究極と言ってもいい少人数だ。


将来に向けての投資という意味では、とてもいい実践の場だ。


今回、初めて本格的なロケスタジオを使用したが、やはりメリットは大きかったのと、コスト面がおそらくコロナ前よりかなりリーズナブルになっていた。


まだまだ研究の余地とブラッシュアップできると感じだ。


まずは、「自分たちの納得できるものをつくる」というシンプルなゴールに向けて努力したい。何事もシンプルなモチベーションが大事だと改めて感じた1日であった。







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