変化する。

人材育成の事業を変化させていこうと考えています。コロナはいろんなものに変化を与えました。コロナ前はリアルなコミュニケーションが当たり前であり、リモートワークやリモートミーティングなどはごく限られたものでした。それが、コロナになり、以前よりは遥かに取り入れられるようになってきました。


それは、良い面もあれば悪い面もあります。リアルなコミュニケーションでしか培われない経験や知識もありますし、そこでしか醸成できない信頼関係もあります。ビジネスの現場は徐々にリアルに戻りつつありますが、完全に戻ることはなく、今後はリモートワークとの併用が主流になると思われます。


そうなると、今までのようなリアルの関係ありきの人材育成の仕組みは変える必要があります。私はこのコロナの2年間、かなりのリモート研修を行ってきましたが、やはり「研修」という一過性のものだけでは効果が薄いと感じ、新たな仕組みを行なってきました。それは、サーベイを使った上司、部下との1on1です。


研修は組織の「横」で行われます。「新入社員研修」や「課長研修」など。いわゆる階層別研修というものです。これは階層を同じにすることでその階層に必要な知識を伝えるという意味では効果的ですが、実際の仕事は圧倒的に「縦」で行われます。上司と部下の関係がそれにあたり、この関係に不全があるとどんなに「横」でいい研修を行っても無意味になります。また抽象化された知識を自分の現場に落とし込めないという問題もあります。これらを上司と部下の関係に絞ってそれぞれと1on1を行うことにより、「縦」のラインを強化するのです。上司と部下が直接1on1するのではなく、この間にアドバイザーという第三者が入ることにより客観性を担保します。この取り組みはもうかなり行っていますが、アドバイザーは私一人で行ってきました。これを今年後半に大きく組織化して幅広く提供できるようにしたいと思っています。


「研修」という領域から「現場のコミュニケーション」に戦略を変更していくのが私の「人材育成事業」における変化です。そのための組織を新たに設立します。またそのことは改めてご報告できれば。2022年の下半期は私のキャリアの最終章の始まりになりそうな予感。


写真はこの間久しぶりに訪れた大阪の元事務所近辺・・。