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執筆者の写真眞邊明人

最後の魔界のアクションリハーサル。


魔界は原則、3週間での制作となります。


昨日は、朝から6時間に渉るアクション制作でした。



魔界の9年間を振り返ってみると、私がアクションをすべて制作しはじめたのは、コロナ後なので、魔界本編でいえば、69回から77回までの9回、今回を含めると10回になります。

初期は、俵藤太こと山田くんと、源義経こと丸山くんのふたり、その後、山田くんがアクション監督となり、第二期新木場時代あたりは、志田、新納、朱里も加わり、分担体制、コロナからは、豊臣秀頼こと瀧谷がアクション監督をつとめ、その後、私はメインでつくるようになりました。


個人的にはアクションを自分がつくれると思っていなかったのですが、やってみると、自分でつくるのが一番しっくりきましたが、それは、それまでの魔界のアクションを見てきた経験が大きい。その意味では、現在の魔界のアクションは、魔界の9年間の集大成だと思っています。



初期のプロレスメインから、現在は俳優がメインのいわゆるアクションになっていますが、「当てる」「間合い」「スピード」などは格闘技のエッセンスの方が多いと思います。

私の考えは、オーソッドクスでシンプルな動きの中にいかに「非効率で不自然なムーブ」

を入れるかがポイントになっています。

綺麗すぎる整合の取れた動きばかりだと、見てる方が予測できて面白くない。

ゆえにそこを崩して、見ている人にとっての「サプライズ」をつくろうと考えています。

今回はまさにそういうアクションが満載の回です。



最後まで魔界の進化を模索する。

それが私の役目だと思っています。

ということで、12月8日はぜひ北沢タウンホールにお越しくださいませ!!

チケットはこちら

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