今日、所用があり久しぶりに赤坂見附に出向いた。
赤坂見附は、かつてオフィスを構えた場所であり、私にとって第二次バブル的な時代でもある。当時は、シニア世代向けの雑誌社と、映画製作を目的にした会社と現在の先駆舎の3社を経営していた。赤坂見附にはオフィスを2カ所構えていた。
ただ当時の記憶はあまりいいものではない。
経営に対しても組織にも無知で、ただ調子に乗っていた時期だった。いや、調子に乗り切れていなかったのかも・・調子に乗っていたらもう少しうまくやっていたかもしれない。
まぁ、どちらでもいいのだが・・・。
いずれにせよ、自分の人生の中では最も記憶の薄い微妙な時期だ。
赤坂見附の時代は2年ほどで終わりを告げ、一昨年まで事務所としていた紀尾井町の方に移ることになる。
ただ、個人的には赤坂見附は好きな場所である。
なんとなく雑多で、それでいてどことなく品もある。赤坂サカスができて少し様相は変わったが、活気のある町であることは変わりはない。
もう50を過ぎた自分の人生で、「事務所」なるものを構えることはないと思うが、あの頃の時代を振り返ると「場所」が自分に与えた影響は少なくないと思う。
実は、贔屓にしているお店がこの夏の間、赤坂見附に店を短期的に出しているので、出向く機会が今年は増えそうなので、あの頃の記憶を少しづつ思い返してみようと思う。
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