コロナ前までは毎月公演だったのですが、今年は隔月ペースにまず戻すことを目標としています。その意味でも今回の公演は重要な公演となります。魔界は、とにかく効率的な稽古を目指しているので全体稽古は4回×3時間のみ。後はシーン別のアクション稽古になります。
魔界は全編に渡り、ダンスとアクションで構成されているのでアクション稽古はそこそこの数になります。
魔界はいわゆる殺陣師はつけておらず、基本はアクション総括を務める瀧谷一樹と私、そして演者で作っていきます。殺陣師がつける手数の多いダンスのような華麗なものではなく、ゴツゴツと肉体が弾けるようなアクションを目指しています。もともとはプロレスの亜種であり、プロレスラーも演者に多い魔界ならではのものです。
最近は大人数の軍団戦が多いので、その混戦をどう描くか一つのポイントとなっています。
昨日の全体稽古ではあえて手を決めず、アドリブで戦うという方式をとってみました。これがいろんなインスピレーションを与えてくれ、新しい魔界のスタイルが生み出せそうです。とはいえ、GWは一旦全体稽古をスキップするので、ちょっと時間が足りない焦りも・・。
いずれにせよ全力で良いものをお届けしたいと思います。
5月13日はぜひ、かめありリリオホールまで!
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