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魔界まであと4日。

執筆者の写真: 眞邊明人眞邊明人

ポッドキャストでも話ましたが、魔界まであと4日となりました。昨年の8月29日、30日の公演以来の復活です。


幸いなことに東京の緊急事態宣言も解除されましたし、感染者数も二桁台となり、油断はできませんが、強制的な中止の可能性はなくなりました。


しかしながら、感染対策には気を配り、全体リハーサルは前日のみとなっています。これは演劇の世界ではまず考えられないことでしょう。抜き稽古と呼ばれるシーン別のリハーサルのみを行い、本番前日に合体させるのです。


魔界はもともとリハーサルの徹底効率を行なってきましたが、ここまでやるのは初めての経験です。全体リハーサルで稽古場が密になることを避けるためですが、相当な信頼感ができないとできないことです。


しかも魔界は一度きりの公演で、失敗すれば挽回することはできません。


そのたった一回の公演のために出演者全員が全力をかける。それが魔界の方式です。


各リハーサルも3時間。


通常の演劇のように丸一日かけるようなことはしません。


3時間の中で目標を定めて、全く無駄なく仕上げるようにしています。





これができるのは、各パートを、演者自身がアイディアをまとめあげ主体性を持って仕上げるからです。


私は、普段、企業の組織の改革や研修を行なっていますが、企業がのぞむ主体的な組織運営の理想的な形態が魔界にはあると思います。


これは、シンプルに全員が「魔界の世界観」を理解して、そこに向かって自分の持っているものを全て捧げようとしているからです。


企業でいうところのミッション、ビジョンが浸透していることだと思います。


しかしながら、今回は、その究極とも思える進行なので、私自身、緊張しております。


緊急事態宣言が解除され、感染者が減ったとはいえ、コロナの脅威が去ったわけではありませんし、なかなかこういったエンタテイメントショーを観劇することにリスクを感じる方も多いかもしれませんが、我々はできうる限りの感染対策を行った上で公演を致しますので、ぜひ会場に足を運んで、この「魔界」という世界を楽しんでくださいませ。


チケットはこちら




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