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魔界叙事詩〜はじまり

そもそもこの世は天界の神によって生み出された。神はゼウスともブッダとも様々な呼び名があるが、創造主として天界におり、彼らによって地上は生み出された。やがて地上には人と呼ばれる神々に近い生命体が現れ、その中でも神に近い能力を持った者が、神に召されて天界へと召喚された。やがて天界には神と神に使える者たちが溢れ、神々は争いを始めた。

それは天界を揺るがす騒乱であった。





天界騒乱に敗れた神は地上よりも下の冥界へと堕とされた。冥界は地獄ともヘルとも呼ばれる荒廃した漆黒の闇と炎が支配する場所である。冥界に堕とされた神は閻魔ともハデスとも呼ばれ恐れられた。冥界は瞬く間に戦いに敗れた神々で溢れることになった。





天界の神たちは冥界の神々を恐れた。そして、冥界が地上に現れ、天界に復讐することを防ぐために地上の人間たちに、神を祀る社や宮殿、祈祷所をつくらせ、人間の祈りにより、冥界を封印しようとした。しかし、それは完全なものではなく、度々、冥界の力は地上に現れ、天災や疫病をもたらし、また冥界の力を人間に与え、憎しみ、怒り、呪いをもって、地上に血生臭い戦いを広げたのである。





この事態に天界は、さらに強い力を持って冥界を封じ込めなければならないと考えたのである。


続く

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