2022年の魔界が始まりました。

金曜日に2022年の魔界の最初の公演GENESIS-ReBOOTがかめありリリオホールにて無事に開催されました。





2014年から始まった魔界の公演の中で最も精神的疲労の大きい回でした。前回のGENESIS-DELETEの時と世の中の状況が一変し、オミクロン株の猛威の中、いつ中止になってもおかしくない状況でした。実際に主役級の二宮響子くん、そして主要人物のTARUさんが相次いで公演1週間前にコロナ陽性、濃厚接触者で離脱。台本の改定は5回に及びました。





感染力の強いオミクロン株はいつ自分が罹患するかわからないところが非常に困ったところです。私自身、感染しないかビクビクしながら日々を過ごしました。特に1週間前からはそのストレスが大きく、出演者、スタッフも同様だったと思います。


コロナに対する考え方は様々です。何が正解はもっと後世になってわかると思うので、ここで私見を述べることは単なる主観に過ぎないので意味がありません。我々は社会の一員であるので、その状況下の国の定めたレギュレーションに沿って動くことが唯一の道です。


ありがたいことにイベントに対する規制は大きな変化はなかったので、ホールさんと相談しながら魔界らしい公演を届けることができたのではないかと思っています。


会場の後ろを舞台的に使うことで、魔界の特徴である会場全体を使う世界観、大人数が入り乱れる乱戦など、魔界の基本要素をギリギリ保つことができました。





そして、何より嬉しかったことは、こういう状況下でありながら、たくさんの方に足を運んでいただいたこと。観に来ていただくにも勇気のいる状況下で、目にした観客の皆さんの姿に大きな力をいただきました。


新しいメンバーが増える中、精神的支柱でもある志田光くんがアメリカから参戦してくれ、当初、サプライズ出演だった土屋大輔くんが最後にTARUさんの穴を埋めてくれました。

誰よりも真剣に取り組んでくれた二宮くん、欠かさず稽古に参加し背中を若手見せ続けてくれたTARUさん。二人の想いも舞台に届けられたと思います。





そして、何よりも本番で見えた課題や、やるべきことの方向性の確認が大きな収穫です。


若手が増え、舞踏というジャンル(あえてダンスではなく)が軸になり、魔界の新時代が少し見えた2022年のスタートになりました。





次回は5月13日。いよいよ本編の再開です。68回の歴史が動き始めます。


第69回魔界〜BLACK NIGHT





次回は客席もフルに使えて、観客が魔界の兵と化し、叫び、皆で歌える魔界らしい公演ができるようコロナの騒動が治ることを祈っています。


まずは、無事に公演を終えれたことを心から感謝します。