木曜日、金曜日とある企業様の3月、4月に行われる新入社員研修に登壇する社内講師の方々のワークショップを行いました。ワークショップといっても8時30分から17時までのハードなものです。
今回のテーマは「主体性」。
主体性って結構、人事界隈で使う言葉なんですが、その意味を正確に把握している人は少ないと思います。
主体性は、自主的、自発的、能動的、積極的で構成されます。
自主性→自ら判断して行うこと
自発的→自ら良い感情を発露すること(モチベーション)
能動的→周りに対して良い行動を行うこと
積極的→良い行動を積みかさねること
自主的と自発的が連動し、能動的と積極的が連動します。
重要なことは、仕事における「主体性」は「与えられた役割」の中でしか発揮できないということです。したがって「指示」なく「主体性」が発揮されることはありません。ここが肝です。主体性を「勝手に自分で発揮して指示なく動けること」と捉えているマネジメント層が多いのは驚きです。そんな都合のいいことは起こりません。
言葉の意味を深く考察することはとても重要なことだと感じる今日この頃です。

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