思考は感情に左右される。
思考は感情に左右される。
ごく当たり前なことのように感じますね。
我々は思考を巡らす時、大抵の場合、そこに感情が発生します。
テンションだったり、モチベーションだったり。
なんらかの感情がないと思考は発生しません。
しかしながら、思考は原則的には経験や知識、手法を用いてコントロールすることが可能ですが、感情はなかなかコントロールし辛いものです。
感情がネガティブに働くと、せっかくの経験や知識や手法を使うことなく思考を遮断してしまうこともよくあります。
ワタシじゃ研修講師という仕事をしていますが、感情がネガティブな人は、思考が遮断されるケースが多く、なかなか効果的なインプットがしにくい状態になります。
したがって、まず思考をめぐらせやすい感情をつくることが必要です。
その意味で思考の前の「仕込み」は大事な役割を果たします。
感情は人それぞれ、状況や環境によっても変化しますし、その人の個性もあります。
そこを掴んでいかにポジティブな感情を生み出すか。
ここが良い思考を生み出す最大のポイントになるというわけです。
つまり思考が発生するまでが勝負。
最近は、この感情のコントロールについての研究が教育事業にとっての肝となると思っています。
