戦略と戦術

5月は、ここ数年とても良い関係の企業さまとのコラボレーションで、小売業のみなさんの組織改革のお手伝いをしています。

今回のテーマは「戦略と戦術」。

意外と理解できていない「戦略」「戦術」の本当の意味。

言葉というものは、その「意味」を真に理解しているかしていないかでだいぶ違います。

言葉ってなんとなく使っているケースが多く、実際の意味を履き違えていることよくありますね。

「〇〇戦略!」なんて言いながら、実際は「戦術」だったりすることは多いものです。

ということで、今回はきちんと戦略と戦術を理解することにテーマを置きました。

戦略も戦術もそもそもは軍事用語。

軍事用語としての定義は以下の通り

戦略・・目的に対しての方向と範囲を決定すること 戦術・・任務に対して人・モノ・金(物資)を適切に移動配置すること

目的=成果に対して効果的な攻撃方向とその範囲を決めることが「戦略」、その戦略=任務を迅速に遂行するために、人・モノ・金(物資)を適切に配備し、その場所に移動させることが「戦術」。

さらに抽象化すると、戦略は「場所」、戦術が「その場所に移動する方法」となります。

こう考えると「戦略」の重要性は一目瞭然ですね。

攻撃する場所をまちがえれば、兵力はそこに移動するわけですから、戦争に勝てる見込みは限りなく低くなります。

ところが、戦術は「どうやって移動するか」ですから、具体的な手段になりますので、アイディアがでてきやすいものになります。なので、とっつきやすさは戦術の方になりますし、どうしてもわかりやすいので、議論は戦略ではなく戦術に傾くことが多くなります。

下手すると戦術(移動させる方法)を決めてから戦略(場所)を決めるという本末転倒なことが起こります。

あくまで大事なのは「どこに向かうか(場所)」です。

場所さえ決まれば、行き方は何種類でも考えられ、幅ができます。

行き方を決めて、場所を決めることの非効率さはおわかりになると思います。

ただ、人間というものは、どうしてもわかりやすい具体策に囚われがちで、かくいう私も改めて勉強し直して自分自身にも思い当たる節がありまくりです。

このプログラムは非常に有効性が高いもので、近々、実地研修ではない形で発表したいと考えています。

そして。

まもなく人材育成事業としては、最後の挑戦を行いたいと思っております。

来月には発表したいと考えています。


 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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