日本語の宿命〜なぜ日本人は社会科学を理解できないのか?
日本語の宿命〜なぜ日本人は社会科学を理解できないのか? 薬師院仁志
なかなか難解な本でした。
社会科学を歴史的に考察するというより、「外来語」と「日本語」の本質的な意味の違いから、そこに横たわる文化背景や社会背景の違いを考察する手法でした。
難解でしたが、気付きは大きかったです。
言葉は、ものごとを示す記号でもあります。
記号としての意味が違えば、当然理解も異なります。
単なる語学ではなく物事の本質を知るという意味では非常に意味のある一冊でした。
ぜひ皆さんに読んでいただきたい一冊です。
