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February 18, 2019

思考は感情に左右される。

ごく当たり前なことのように感じますね。

我々は思考を巡らす時、大抵の場合、そこに感情が発生します。

テンションだったり、モチベーションだったり。

なんらかの感情がないと思考は発生しません。

しかしながら、思考は原則的には経験や知識、手法を用いてコントロールすることが可能ですが、感情はなかなかコントロールし辛いものです。

感情がネガティブに働くと、せっかくの経験や知識や手法を使うことなく思考を遮断してしまうこともよくあります。

ワタシじゃ研修講師という仕事をしていますが、感情がネガティブな人は、思考が遮断されるケースが多く...

February 13, 2019

怒り 心の炎の静め方
ティク・ナット・ハン著

ベトナムの禅僧にして人権運動家であり詩人であるティク・ナット・ハンさんのベストセラー。

アメリカのおけるマインドフルネスのブームの中で大きな反響を得た一冊。

「怒り」という得体の知れないものに対する対処の仕方を穏やかでありながら力強い口調で諭してくれます。

大きな気づきとなったのは

「怒り」は抑圧してはいけない。

「怒り」はそれ自体、人の中にある必要なもの。

「怒り」のエネルギーを呼吸というリズムによって深い気づきに「変容」させれば良い。

シンプルだけどとても難しい。

シンプルなゆえに奥深い。

そんな一...

January 27, 2019

さかのぼり日本史〜天下泰平の礎

磯田道史著

2011年にNHKで放送された「さかのぼり日本史」の書籍版です。

今、おそらく最も著名な歴史学者磯田道史さんが番組の内容を非常にわかりやすく解説しています。

この番組は昭和から日本史の転換点をさかのぼりながら考えていくという非常に興味深い手法でつくられました。歴史を点ではなく線でみるということにおいては、重要な考え方です。

今回の「天下泰平の礎」は江戸時代に焦点を当て、露寇事件、天明の大飢饉、生類憐れみの令、島原の乱と、体外危機→自然災害→民命政治→命の尊さと徳川幕府が直面した問題とそれに対応した思...

January 18, 2019

2019年がスタートして18日。

私が総合演出するハイブリッドエンタテイメント「魔界」の55回目の公演が行われます。

そして先週から研修講師としての仕事もスタートしました。

ここ数年は厳しい環境の中の闘いが続いていますが、今年は昨年に撒いた種に水をやり育てる1年。

そして、日本のエンタテイメントの中では異色ともいえる「魔界」と、HR テックとして開発した思考分析ツールKOTSUを大きく世に打ち出す1年となります。

関わるメンバー、スッタフ一丸になって知に足をつけた活動をしていこうと思います。

1月も半ばをすぎて気持ちも新たに。

よろしくお願いしま...

January 17, 2019

「わかる」とはどういうことかー認識の脳科学

山鳥重著

「わかる」という言葉はわれわれは日常的に使いますが、それがどういうことかは実際のところよくわかっていません。

「わかる」をわかるという難しい問題を、脳科学の視点から読み解いた素晴らしい一冊です。

脳科学といっても決して難しい専門用語はほとんど出てきません。

平易でわかりやすいたとえで「わかる」を教えてくれます。

私は現在、思考分析のツールを開発していますが、その最重要なものとして「イメージ」をとりあげています。山鳥先生も「わかる」は心象(イメージ)を捉えることと書かれています。

イメージが浮か...

December 31, 2018

世界の経営学者はいま何を考えているのかー知らざれるビジネスの知のフロンティア

入山章栄著

2018年最後に読了した一冊。

経営学にはあまり知識がなかったのですが、非常にわかりやすく、また視野が広がる一冊でした。

世界の経営学は統計分析を主とする実証的な実学として進んでいることがよく理解できました。こういう「進化」の途中にある学問の実態を知ることは知見を広める上で重要なことだと思います。

個人的にもっとも響いたのが組織がイノベーションを起こせない「コンピテンシートラップ」という考え方。そしてその「罠」を防ぐために必要なのは「知の探索と知の深化」...

December 18, 2018

マーケット進化論 経済が解き明かす日本の歴史

横山和樹著

歴史を通じて「経済」のしくみを理解する。非常にわかりやすい一冊です。

歴史という長い時間軸で「経済」を見つめていくと、そこには「繰り返し」という法則があることに気が付きます。

いかにテクノロジーが進化しても、人間が持つ感性という不可解な掛け算は、周期的に同質の進化と同質の課題を繰り返すということがよくわかります。

ビジネスマンには是非一読していただきたい一冊です。

November 18, 2018

50歳を過ぎてようやく自分のコントロールができるようになってきた気がします。

最近、音読し終わった「仏教と脳科学」の中でスマナサーラさんが述べられていた「無意識を有意識に変える」ということ、その考えは以前からワタシが実践しているデビッドアレンの「GTD」にもつながることに気づきました。

本来、無意識で行うこともあえて書き出し、それを無意識ではなく有意識で行うことによって、よって効率的でより完成度の高いコントロールが行えることが理解できました。

今までは、仕事の範疇にとどまるタスク管理であったのを、ほぼ無意識レベルの日常まで書き出すことによ...

November 14, 2018

「仏教と脳科学」

A. スマナサーラ
有田秀穂 著

宗教と科学、宗教家と科学者。

この異色の対談は、音読することによっておふたりの思考が脳内に流れ込んできて名状しがたい興奮と感銘と困惑をワタシにもたらしてくれました。

有田先生は、一貫して先生の研究の中心であるセロトニン神経を軸に仏教の修行法である瞑想についてアプローチし、スマナサーラ長老はそれに対して様々な角度から宗教を語るという方法で対話をされました。

対談は必ずしも噛み合っているとは限らず、時には食い違い、時にはすれ違い、時には微妙な対立も生んでいます。(スリランカ仏教界の名僧でいらっし...

October 27, 2018


「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」

森岡毅著

森岡さんの著書をはじめて読ませていただきました。


おそらく大学生もしくは若手のビジネスマンに書かれたものを、50歳になった人間が読むのは(しかも音読)少し気が引けたのですが、大変勉強になりました。


マーケティングの入門編としてはこれほどわかりやすいものはないように思います。


森岡さんの真髄は数字を駆使したロジカルなマーケティング手法ですが、本作では、数字のロジックは極力押さえて、マーケティングの根本的な考え方を明瞭に平易な言葉で伝えてくれていま...

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 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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